朝鮮・韓国語

 各言語について紹介するために、実際に教える先生へのインタビューや学生の声をまとめた各言語ページを作成しました!このページには受講した学生の声や実際の発音を収録した音声ファイルも掲載されています。このページを通して第二外国語について知り、履修選択の参考になれば嬉しいです!

先生へのインタビュー

朝鮮・韓国語はどんな言語ですか?
 朝鮮・韓国語の系統は言語学的には不明ですが、様々な面で日本語と似た特徴を持っています。例えば、語順は日本語とほぼ同じであり、また、朝鮮・韓国語の語彙のうち半数近くを占めるといわれる漢字語の中には、日本語と発音が似たものも多いです。一方で、発音全般の面では日本語と異なった特徴を多く持っています。また、表記には「ハングル」という独自の文字が用いられます。
朝鮮・韓国語・朝鮮・韓国語圏の魅力は何ですか?
 朝鮮・韓国語は主に、朝鮮半島の大韓民国(韓国)と朝鮮民主主義人民共和国で用いられています。地理的に日本と中国の間に位置するこの地域では、日本とも中国とも似ているようで異なる独自の文化がはぐくまれてきました。近年では、韓国の「韓流」が様々な国で人気を得ています。伝統文化と現代のポップカルチャーの融合は、この地域の魅力の一つです。
学生に教えるのが難しいところはどこですか?
 母音・子音の中には日本語と異なった特徴を持つものも多く、発音や聞きとりに苦労する学生が多いです。この言語独自の文字である「ハングル」については、学びやすいと感じる学生もいれば、反対に苦労する学生もいるようです。文法面では、用言の活用が学習上のヤマになりますが、ここをうまく克服すれば、その後の学習はスムーズに進んでいきます。
どんなところで役立つ言語ですか?
 朝鮮・韓国語は学問やビジネスの世界で国際的に広く使われている言語というわけではありませんが、日本にとって隣国の言語であるという点に重要性があります。この言語を学ぶことは、隣国を知ることにつながります。韓国人と日常的に接する機会は多いので、交流を深める上でも役に立つでしょう。
どんな学生に受講を勧めたいですか?
 朝鮮・韓国語圏の伝統文化や現代の「韓流」文化に関心がある人はもちろんですが、これまでこの言語圏について関心がなかったという人も、この機会に隣国について知ってみませんか?また、今までに英語学習で苦労してきた人たちにお勧めしたいです。日本語と文法的によく似た言語を学ぶことで、外国語学習は難しいという認識は変わるかもしれません。

学生の声

  • 母音が8個もあって聞き取りが大変だった。
  • 日本語と語順が一緒なのでわかりやすく、一年生のうちに韓国語能力試験(TOPIK)やハングル検定を受ける人もいた。
  • ハングルは50文字以上あるが、口の形を模して作られているため意外と覚えられた。
  • 日本語で言うひらがなしかないため、わかりにくいこともあった。
  • 韓流文化が好きな人がたくさん受講していた。

朝鮮・韓国語の発音

 先生から朝鮮・韓国語でメッセージをいただきました!ぜひ本場の発音を聞いてみてくださいね。

日本語訳:

 皆様、ご入学おめでとうございます。名古屋大学では、6種類の第二外国語の授業を用意しています。各言語の特徴を理解して、選択しましょう。

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