ドイツ語

 各言語について紹介するために、実際に教える先生へのインタビューや学生の声をまとめた各言語ページを作成しました!このページには受講した学生の声や実際の発音を収録した音声ファイルも掲載されています。このページを通して第二外国語について知り、履修選択の参考になれば嬉しいです!

先生へのインタビュー

ドイツ語はどんな言語ですか?
 ドイツ語は、ドイツの他、オーストリア、スイス、リヒテンシュタイン、ルクセンブルクなどで話されており、母語とする人口は1億人弱と言われています。英語と同じゲルマン語に分類され、語彙は英語と似たものが多いですが、語順などの文構造はかなり違います。でも、他の外国語に比べ発音は簡単ですよ。
ドイツ語・ドイツ語圏の魅力は何ですか?
 私は絵が好きなので、旅行に行くと美術館巡りみたいになってしまうのですが、ウィーン、ベルリン、ミュンヘンなどドイツ語圏の町は、まさに天国です。もちろんクラシック音楽好きの方にも。学生だと、日本では考えられないくらいの料金で聴けます。料理も素朴ですが、なかなかですよ。20歳を過ぎたら、ドイツのビール、ワインを飲みながら、召し上がれ。
学生に教えるのが難しいところはどこですか?
 どの外国語でも、マスターするにはそれなりの努力が必要だとは思います。ドイツ語は名詞に性の区別があるとか、語尾が変化するとか、「文法」が難しいと言う人がいますが、慣れれば逆に文意がとらえやすくなります。大学で勉強を始めようという人たちには、パズルを解くみたいに楽しみながら勉強できる言語だと思います。
どんなところで役立つ言語ですか?
 ヨーロッパを旅行する時、ホテルなどでドイツ語は意外に良く通じます。ご存知のようにドイツはヨーロッパ経済の中心ですが、イギリスのEUからの脱退で、政治の分野でもその役割はこれまで以上に大きくなっています。ドイツ語を習っておくことは、西洋史や哲学、文学、芸術などの専門のためだけでなく、卒業後の将来のためにも無駄ではないと思います。
どんな学生に受講を勧めたいですか?
 語学全般に言えることですが、英語以外の外国語を学ぶことで、英語という言語がどんな言語なのかということもより分かるようになります。また、日本という国を考えるきっかけにもなると思います。もちろん、ベートーヴェンやモーツアルト、デューラーやクリムト、グリム童話、ボニーMやディー・トーテンなどドイツ語圏の文化に関心のある方もぜひ!

学生の声

  • 発音が独特で、性別によって名詞が区別されているのがややこしかったが、英語に似ている部分は比較的多くわかりやすかった。
  • 喉をふるわせて出すR音やウムラウト(aやo,uが後ろの母音に影響を受けて、発音が変化する現象)など、発音がかっこよかった。
  • ドイツ語由来の日本語や名前に気づいた時は感動した。
  • 使う文字はアルファベットとウムラウトを表す3文字(Ä, Ö, Ü)、エスツェット(ß)だけのため、新しく文字を覚える労力は比較的少なかった。
  • 文法的なルールを覚えるとわかりやすかった。

ドイツ語の発音

 先生からドイツ語でメッセージをいただきました!ぜひ本場の発音を聞いてみてくださいね。

日本語訳:

 皆様、ご入学おめでとうございます。名古屋大学では、6種類の第二外国語の授業を用意しています。各言語の特徴を理解して、選択しましょう。

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