ここまで名大生の日常について色々と知ることができたけれども、そんな名大生の卒業後の進路ってどうなっているんだろう？ と、気になる人もいるのではないでしょうか。 今回はそんな声にお応えして、名大生の卒業後の進路を学部別にまとめてみました。

学部別卒業後の進路 (令和3年)

※参照:名古屋大学プロフィール 2021

表から分かるとおり、文系と理系では卒業後の進路の傾向に大きな差があります。 理学部は7割以上、農・工学部は8割以上が大学院へ進学しているのが特徴的です。

• ◎就職先について
  名大における卒業後の就職先は大きく企業・教員・公務員・研究者の4つに分けられます。
  • 1.企業
    学部ごとの傾向はあるものの就職する会社の分野・規模等は多岐にわたります。 学内での企業説明会や就職やインターンシップに向けたガイダンスなどが数多く開かれており、就職に向けたサポートが充実しています。
  • 2.教員
    こちらは全学部を通してみても就職する人がそれほど多くありません。 ただ、一方で文学部や理学部を中心として教員免許を第二の選択肢として取っておこうとする人が多いことも特徴的です。
  • 3.公務員
    こちらは文系を中心として地方上級職(市役所・県庁)が圧倒的人気を誇ります。 その他にも国家総合職(いわゆる官僚)や県警、理系では国家公務員技術系職種などもあり就職先は非常に広いです。
  • 4.研究者
    大学での学びを活かし、一般企業の研究職へ進むという選択肢もあります。 大学院とはまた違った研究ができるのが特徴的です。

• ◎先輩たちの進路予定
  • 文学部4年S・A
    大手外資コンサルに内定をいただきました。 ITという学部の学びとは直接的に関係のない領域ですが、委員会やボランティア、留学で得た経験を通して、より良いコンサルティングができるようにしていきたいと思います。
  • 工学部マテリアル工学科2年S・Y
    大学院に入り、その後はプログラマーとして一般企業に入社したいです。 来年はインターンにも応募してみようと考えています。
  • 農学部2年D・A
    卒業後は一般企業にて環境問題に携わりたいと考えています。 そのために大学院に入るかを現在は考えている最中です。今後は企業説明会などに参加して様々な情報を集めていく予定です。

このように、名大生は様々な進路選択をしています。 また、ここで紹介した以外にも様々な挑戦をし、新たな進路を切り拓いている名大生もいます。 学部にとらわれずいろいろな進路選択ができるのも名大の特徴のひとつです。 ぜひ参考にしてみてください！