- 人文学入門I~IV 【文学部専門科目】
文学部のすべての専攻の授業が体験できるオムニバス形式(※)の講義です。自分に関係ないと思っている専攻でも、この授業をきっかけに視野が広がる、という話をよく聞きます。
人文学入門IIでは特にインド哲学の授業が面白く人気です。この授業が理由でインド哲学に進む人が増えたといううわさもあるほどです。
※オムニバス形式の講義とは1回、もしくは複数回ごとに先生が変わる講義のことです。幅広い知識を得ることが出来ます。
- 個別言語演習Ⅱ【文学部専門科目】
文学部言語学専攻の専門科目です。東南アジアの言語の母語話者に来てもらい、そこで実際に発音をしてもらいながら、その言語の音声の規則、文法規則などを自分たちで見つけていきます。最初は文字も何もかもわからない言語なので難しい部分もありますが、未開拓の言語を調べていく手法がわかり、他の言語でも試してみたくなりました。
- インフォマティクス1/2/3/4 【情報学部専門基礎科目】
情報学部の1年生全員が受ける授業で、1年を通して情報学の入門となる内容を学びます。授業は毎回異なる教員が担当するオムニバス形式です。毎回の授業を聞いて、授業の内容に関する課題やレポートを提出するという流れが基本となっています。自分の学科で専門的に学ぶことになる内容だけでなく他の学科の内容も学習するので、幅広い分野の学問内容に触れることができます。
- 国際政治学 【法学部専門科目】
国際情勢について様々な観点で新聞記事や国際政治学者の論説を分析します。授業の前半では大国関係を、後半ではグローバルガバナンスに関する内容を対象とします。授業は課題について先生からの支持をもとに分析し、その後、グループディスカッションでその分析についてそれぞれ話し合います。授業の終わりには課題についての解説動画がオンデマンドで動画配信されます。成績評価に関しては課題や授業内容に関するリアクションペーパーによってなされます。
- 科学方法論 【情報学部専門基礎科目】
論理的な言葉の表現や文章の解釈などを、様々な例題を通して学んでいきます。配布されたテキストにある例題に先生の味が染み込んでおり、内容もそうですが読み物としても面白かったです。文章を論理的に読むということに敏感になることが出来たので、後の学びにも繋がっています。
- 資源生物科学実験実習【農学部専門科目】
資源生物学科の授業で、週に1度、附属農場で農場実習があります。さまざまな農作業を実際に体験することができます。講義と現場をつなげて農業に対する考えを深めることができます。
- 都市の文明と歴史【工学部専門科目】
環境土木建築学科の授業で、都市や交通の歴史を学びます。日本の平安京、平城京の特徴、相違点や、城下町の変遷、ヨーロッパの都市の変遷や交通の発達の歴史などを学びます。工学部なのに歴史を学ぶのが特徴的だと思います。
- 作業学I実習 【医学部保健学科専門科目】
作業療法学専攻の授業で、作業療法でよく使われる革細工の授業です。コインケースやお花などの作品を作りながら、作業療法でどう生かされるかを学びます。革細工の専門の先生に来てもらい、本格的な作品を作ることができ、作品は持ち帰ることができます。
- 機械航空宇宙工学序論 【工学部専門科目】
機械・航空工学科の授業で、この講義では、1年生のうちから、現代のロボット産業についてのよく知ることができます。僕は「ガンダムを作りたい」という漠然とした理由で入りましたが、それに限りなく近い話を1年のうちから聞かせてもらえました。様々なロボットの話も聞かせてもらえるので、大学に入ってから初めて機械航空宇宙工学を学ぶのにとても適しており、この講義を通して、将来やりたい事や研究室でしたい事を見つける助けにもなります。また、世界的な視野で日本の機械航空宇宙工学産業を見つめるので、自分の視野も広がり、日本の現状だけでなく諸外国の現状も把握できます。
- 微分積分学Ⅰ/微分積分学Ⅱ 【自然系基礎科目】
多くの理系学部・学科の1年生が必修で学ぶ数学の授業で、高校数学で扱った微積分の内容をさらに深めるような内容になっています。「微分積分学I」でははじめに数列や関数の極限や連続性について学んだ後、1変数関数の微分法・積分法を学習します。後続科目である「微分積分学 II」では2変数関数を中心とした多変数関数の微分法・積分法について学びます。
- 現代物理学序論Ⅰ 【理学部専門科目】
オムニバス形式の授業で、教授が専門とする分野について学ぶことができる講義でした。素粒子や宇宙に関わる内容だけでなく、生物や化学に関する興味深い話を聞くことができ、物理に関する視野が広がりました。
- 化学実験 【理系基礎科目】
対面の実験では、2、3人で組になって実験を行いました。高校化学の演習問題で解いたことのある実験を実際に自分で進めるのが楽しかったです。それぞれの実験に対して、レポートを作成します。化学の知識だけではなく、実験レポートを書く際の細かなルールも知ることができるので、今後につながると思います。
- 生物科学基礎Ⅰ・Ⅱ 【理系基礎科目】
理学部の生物科学基礎Ⅰ・Ⅱはオムニバス形式の授業で、教授が専門とする分野について学ぶことができる授業でした。私は高校生のときに生物を履修していませんでしたが、専門用語や考え方を丁寧に話してくださる教授もいたので、生物を学ぶことの面白さを感じることができました。
- 留学生と日本 【全学教養科目】
全学教養科目の1つですが、G30教養科目としても開講されているので世界各地からくる留学生と一緒に授業を受けます。日本文化について留学生と日本人学生が混ざったグループで話し合い、発表に向けてグループワークを行います。全て英語で行われるのでリスニングとスピーキングが鍛えられ、留学生の方との交流が大きな刺激を与えてくれます。
- フランス語【全学基礎科目】
ネイティブの先生の話すフランス語を勉強できます。先生は気さくな方で、授業以外でも楽しいお喋りができました。授業中は会話が多く、他の学生と一対一で会話をしたこともあります。
- 現代芸術論 【全学教養科目】
全学教養科目の1つで、現代に関する様々な美術について学びます。どのような作品があるのかということだけでなく世界、日本で開催されている国際美術展についての様子や絵画の描き方がどのように発達してきたかなど様々な観点から学んでいくことができます。また、それらのことについて学ぶだけでなく、現代芸術に関する在り方について各がどのような考えを持っているかの意見交換も行いました。