「推薦入試対策はどんなことをしたか。提出書類はどんな資格がありましたか 理系希望」(ゆり)
✩決して推薦入試対策のためにしていたのではないのですが、高校1年の時から自分の興味がある分野を調べたり、科学の甲子園や講演会、セミナー・合宿等に積極的に参加したりしていました。このような経験が、後に志願理由書を書くときに大変役立ち、より説得力のある志願理由書を作るもとになりました。また面接は、志願理由書をもとに何について質問されるか自分で予想して答えをある程度考えておき、学校の先生に何度か面接の練習をお願いしました。私は、提出書類として英検などの得点や部活などで表彰された記録、学校の授業で作成したレポートなどを提出したので、資格はあまり必要ではないと思います。大学卒業後を見越して、やりたいことに対する熱意を最大限に伝えようとすることが大事だと思います。(理学部1年 ふゆまき)
「文学部志望で、推薦に挑戦しようか悩んでいます。推薦入試についてどのような対策をいつぐらいからしていましたか?また、実際の推薦の試験はどのような雰囲気でしたか?特に小論文や面接の対策について教えていただきたいです。お願いします…!」(simeji)
✩今年度の文学部推薦入試に合格した者です。高1の頃から推薦を検討し、調査書の活動に書けるよう部活を頑張ったり、英検準1級を取得するなどしました。実際に志望理由書を書き始めたのは高3の夏です。納得のいくまで何度も推敲し、学校の先生に添削していただいていたため完成したのは出願直前でした。また、私は基本的に一般入試の勉強を優先していたので小論文対策は最小限にしていました。小論文の設問の英文和訳、内容説明については一般的な英語の記述問題、要約は国語の要約問題を解いていれば対策できます。意見論述は出願前後に他大学の小論文を解いて書く練習もしましたが、短時間で自分の主張を決め構成を考える力や社会問題の知識は英検準1級のライティング対策、書く力は国語の記述対策で鍛えられていました。英文に出てくる単語は英検準1級相当のものもあり、単語力も大切です。名大文学部推薦の過去問は学校にあったものを高3の夏休みに1つ、残りは出願前後に解いて問題形式に慣れていきました。面接対策は出願後にまずはプレゼン原稿を考えることから始め、書類選考合格後にプレゼン練習と質疑応答の練習を行いました。プレゼンも質疑応答も志望理由書をもとに一貫した主張をすることが大切なので、まずは志望理由書をしっかりとしたものにすることが先決だと思います。試験会場の雰囲気はしんとしていて、程よい緊張感がありました。(文学部1年 ツナマヨ)
✩現在3年生で文学部推薦を受けたものです。高2から推薦を志望し、2年生の秋冬くらいから志望理由書と読書感想文を書き始めました。推薦の試験対策は、TOEFLやIELTSなどで長文に慣れる練習をしていました。和訳に関しては、大学入試などの和訳の問題を取り組みました。私は過去問がなかなか手に入らなかったので、手に入れた1問は直前までとっておきました。面接練習は、高3の夏くらいから初めて、計40回(併願校の対策含む)ほど練習したと思います。プレゼンの練習と突っ込まれた質問に対応できるように、対策しておりました。会場の雰囲気としては、割としんとしていたと思います。各校から2名しか出願できないこともあり、あまり友達同士で来ている様子はありませんでした。(文学部3年 さーやの)
「公募推薦で入った方は共通テスト(センターテスト)何パーセントでしたか?」(レン)
✩理学部の私は70%ちょうどでした。(理学部推薦は英語のリーディングを150点、リスニングを50点に換算し、それを考慮しています)しかしこの点数は、受かったのは奇跡だと母校の先生に言われるものであり、担任には出願しても受からないとさえ言われていました。ですので公募推薦に出したいのであれば、この得点率よりも上を目指してください。他の推薦で受かった人たちは、得点率が80%くらいの人が多いようです。私がこの得点率で受かったのは、任意書類・志願理由書の内容と、面接が良かったからだと思われます。理学部は共通テストの点数と提出書類、志願理由書の内容を「総合的に」評価するので、志願理由書に自信がある方は、あきらめずに挑戦してほしいと思います。(理学部1年 ふゆまき)
✩工学部の僕は、共通テストで83%くらいでした。僕の入ったマテリアル工学科は、80%くらいがボーダーかな、と踏んでいたし、今までの模試とかを含めて最高点数だったので、安心して受験できました。(工学部1年 ハム)
「現在、工学部環境土木建築学科の推薦を考えています。しかし、今年の入学者選抜要項を見ると、環境土木プログラムと建築学プログラムに分かれて募集を行うような形として書かれています。1年生は2つの分野どちらも学べると思っていたのですがよく分からないままです…。詳細は工学部のオープンキャンパスの方で質問できたらと思っていますが、何か先輩方でわかることがあれば教えていただきたいです。また、どちらか1つ選ばないといけないとなった時に今のままでは迷ってしまうので、それぞれの分野の良い点(オススメ?)や知っておいてもらいたいことなどを教えてください。
そして、推薦を受けた先輩方に対しての質問になってしまうのですが、推薦の建築学プログラムはスケッチを行うそうですが、何を描くのかを答えられる範囲で教えてください。
最後の質問です。物理の受験勉強に困っています。嫌いな教科ではないのですが、なかなか思うように点がとれません。おすすめの勉強方法、問題集があれば教えてください(今使ってる問題集はリードαと良問の風です)
学校生活や受験勉強にほとんど関していない質問ではないので答えられる限りでお願いします。」(m)
✩ 1年生の期間はどちらの分野も学ぶことができます(どちらも共通で必要そうなことを学ぶ感じです。)その後、1年生終了時にどちらの専攻を希望するか選ぶことができ、(おおよそ)成績順で決定する。ということになっています。推薦で受かった場合1年生の終わりに確実にそちらを希望しないといけないという規則はない(はず)ですが、推薦と違う専攻に行けるのかは不明です。
詳細は学生では知り得ないので、推薦という意味合いを考えても将来選択で、後悔しないように今のうちから自分のやりたいことと真摯に向き合うのが大切だと思います。
物理については問題を解く前に根本原則を深く理解して自分なりの解き方をしっかり確立するのが大事だと思います。先生や解説によって解き方を変えている段階だと伸び悩む気がします。問題集については有名どころなのでその問題集で問題ないと思います。(工学部2年 aiki)
✩物理は私もリードαを使っていました。解いた問題番号の横に、●:完璧 〇:たぶん大丈夫・少し不安 △:運良く解けた・あやしい ✕:完敗 というように自己評価をするようにしていました。●〇はきっと何度解いても正解する問題ですが、△✕は次も間違える可能性が高い問題です。✕の問題は答えの道筋を覚えて、別の日に答えを見ずに解けるように練習しました。そして、一周目ですべての問題の評価をして、二周目で△✕(不安であれば〇)の問題を解いて、すべての△✕を〇や●にできるように周回しました。3周終わったら次の章に行くようにします。こうやって1つ問題集をやりつくしたら(もしくは飽きたら)、どんどん次の問題集にチャレンジしていってください。物理のおすすめ参考書(問題付き)は、物理のエッセンスです。この参考書は、当たり前すぎて教科書に載っていないこと・発展的なので教科書に載っていないことが書かれています。この参考書の問題(基本問題多め)を解くのでも力はつくと思います。ちなみに、この参考書は後述する問題集とリンクしているところがあるみたいです。問題集は、良問の風、名門の森です。模試や大学別模試の難しい問題のレベルまでカバーできると思われます。(理学部1年 ふゆまき)
「推薦で合格された方は英検何級を取得していましたか。できるだけ多くの方に聞きたいです。」(K.S)
✩私は英検2級を取得してセンター利用推薦で経済学部に合格しました。ただし、英検を含めた資格についてはあくまでも参考程度のものであり、合否を左右するものではないと考えます。受験勉強する傍ら、余裕があれば取得するつもりで大丈夫だと思います。(経済学部4年 いずみん)
✩英検2級を取得していました。私が推薦で合格して、志望理由や具体的な将来像を考えておくことが大切だと感じたので、資格が推薦の合否に大きく関わっているとは思いませんでした。(理学部1年 のこのこ)
「農学部志望です。推薦も検討しています。推薦入試について、どのような対策をしましたか?例えば、英語のスコアを上げるために合格した級をもう一度受け直したりしましたか?志望理由書は、いつ頃から準備しましたか?」(ピコピコママ)
✩私は英検2級を取得してセンター利用推薦で合格しましたが、所有資格はあくまでも参考程度のもので、受験勉強する傍ら余裕があれば取得してもよいと思います。それよりも志望理由書の質や大学入学共通テストの点数が重要だと思いますので、そちらの準備に力を割く必要があります。私は高3の夏から志願理由書を用意し始め、高校の先生に計5回ほど添削してもらい、面接練習もその時期から3回ほど行っていただきました。(経済学部4年 いずみん)
✩農学部生物環境科学科に推薦で合格しました。推薦のための対策は特にはしていませんでした。農学部の推薦は現在面接がなく志願理由書や共通テストの点数が判断基準となります。そのため、推薦で必要となる共通テストの点数が前期試験を受ける際にも必要な点数となります。英検などは高校2年生の時に2級を取得し、もう一度受け直さず、長文読解などで英語力をつけるようにしました。志願理由書の作成は冬頃から始めて、先生に添削していただきました。書き終わったのは共通テストの少し前くらいだったと思います。(農学部生物環境科学科1年 青ミカン)